2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
有明海での今季のノリ漁は、海況の不安定が続き、一月は雨が少ないことで栄養塩不足となり心配をしておりましたが、佐賀県の有明海漁協でのノリ入札累計額は、一つの目標であります二百億円を確保でき、少しほっとしているところであります。
有明海での今季のノリ漁は、海況の不安定が続き、一月は雨が少ないことで栄養塩不足となり心配をしておりましたが、佐賀県の有明海漁協でのノリ入札累計額は、一つの目標であります二百億円を確保でき、少しほっとしているところであります。
今期の有明海のノリ漁は、温暖な気候によります秋芽ノリの不作を、後半の冷凍網ノリで何とか少しは挽回しつつあるという状況でございます。 裁判というものがもちろん一つありますので、これにはしっかり対応していただくという一方で、やはり有明海の再生について具体的に結果を出すということが重要であります。地元との協力による国の取り組みを私もしっかり支えていきたいと考えております。
「再びノリ漁が最盛期を迎える今、網をたたんだ漁業者たちは無念を募らせる。」ということを書いていまして、「市によると、昨季のノリ生産総額は約二十億円と前季の三分の一に。ノリ漁には多額の設備投資が必要で、前季の収入を充てられないこともあり休・廃業が続出。兵庫県漁業協同組合連合会(県漁連)によると、同市内で約五十人に上るという。」 つまり、五十人の方々が廃業や休業をせざるを得なかったわけですよね。
水産業燃油高騰緊急対策事業の真の目的であります第一次産業、この水産業の保護育成を法解釈で目指してはどうかということなんですけれども、一つは、藻場整備に関しては、ノリ養殖場の清掃、油濁除去をした者に実費被害額の二分の一プラス人件費プラス用船料を、そして漂流・漂着ごみの除去に関しては、油の付着した網、ノリの撤去をした者に実費被害額の二分の一プラス人件費プラス用船料を、そして三つ目は、輪番制休漁に関して、イカナゴ漁、ノリ漁
全国で第二位のノリの生産量をこの兵庫県誇っているわけでありますが、今回のノリ漁の中止ということで、ノリの被害だけでも約四十億円以上に上るということでありました。 私も現場の神戸市の漁業協同組合さんに伺いました。ノリの養殖業というのは先行投資型の産業なんですと、まず言われました。というのは、秋口、十月ごろに網を仕掛けて種付けをして、その際に育苗だとか船舶などの整備などへ借金をまずするんですと。
実は私、ことしの二月に、ノリ漁の最盛期とも言えるころだと思いますが、諫早湾に行ってまいりました。佐賀から船に乗せてもらいまして、ノリの漁場も見てまいりました。まだこの辺はいいところだというところと二カ所行ったんですけれども、全然違いがわかって、素人目から見ても色落ちしているのがわかりました。
そこで、今期のノリ漁の最終的な結果が明らかになったわけですね。例えば、佐賀県有明海漁連の今期販売額、これは記録を残し始めた九三年以降、記録的な凶作だった二〇〇〇年に次いで低かったという結果が出ました。それから、福岡県有明海漁連の販売額も過去五年の売上平均の約六八%しかない。やはり、これも二〇〇〇年凶作に次ぐ不作となっています。熊本県でも北部の荒尾、長洲沖では例年の半分の売上げしかなかったと。
これを返すのはノリ漁が豊作にならないと返せないわけでしょう。ところが、こっちの状態はどんどん進むわけですから、その場の場当たり的なお金を小出しに出すとかいうような政策では、もはやこの待ったなしの状況を解決できないようなそういう状況なんですね。 そんな中で、どうも農水省、本気でこの問題取り組んでいないんじゃないかというような問題があります。
ノリ漁も大変ですね。私どももこれ大反対なんだけども、そういうこともある。したがって、この漁業の転換についてはどういう政策を持っていますか。第二の問題、養殖漁業もありましょうが、その養殖漁業ということでイワシなどをえさにやっちゃった。またたとえば畜産業のえさにも魚をやった。そういうもので、漁獲量はふえたけれども実際人間がとっているたん白質というのは若干減ってまいりました。
さらに、今後の方針といたしまして、名古屋市長に対しまして、名古屋市の区域について、この地区を中心としてどうするかということを照会し、さらに、元南陽漁業協同組合に対しまして、千鳥地区におけるノリ漁等の実態がどうなっておったかということも、沿革的に重要な問題でありますので、こういうことも調べたい。
ところが、その共同管理をした共同漁業権がある場合には、除名をされるとその日から——その日と言わないでも、まあとにかくノリ漁というのができなくなる、これは御存じだろうと思う。ところが、事実、組合がどうも無謀な運営をするから、こういうように民主化してもらいたいというような提案をしたり、いろいろした者が除名を受けておるわけですね。
そういうことで零細な漁民等につきましても、農業に参加し得る機会を片っ方では開いておるわけでございますが、二面やはりそういう零細な漁民につきましても、このノリ漁に専業し得る道は、先ほど申しましたような構造改善等によって漁場の改良をやって、そういう機会をつくってやるということと一緒に、やはり組合の運営というものをさらに指導して、民主化して、そういうものを排除することのないような配慮を県なりとともにやらなくちゃならぬ
第三点といたしまして、漁業免許の優先順位に関する規定を改正し、定置漁業につきましては資本の導入と経営の合理化を促進するため、地元漁民の大多数が直接構成する漁業協同組合等のほか、これらの漁業協同組合等が議決権と出資の過半を占める法人にも免許の第一順位を与えることとし、また、新規漁場におけるノリ漁、カキ養殖業等組合管理の区画漁業につきましては、地元沿岸漁民のこれら発展的漁業への転換吸収を容易にするため、